おはようございます。サウナ―PTのドンキです。
今回は水風呂に入る際に押さえておきたいマナーについて解説します。僕自身がやってしまった失敗、他人がやっていて嫌だったことを体験談を交えて紹介します。
次に当てはまるか方は是非ご覧ください。
この記事の内容を頭に入れておくと、施設を利用するときに、利用者同士が互いに気分良く居心地の良い空間になります。
最低限のマナーを押さえて、気持ちの良いサウナ時間を過ごしましょう。
押さえておきたいマナーは以下の2点です。
サウナ室編については【初心者必見】サウナで押さえておきたいマナー3選 ~サウナ室編~をご覧ください。
掛水をする:水風呂に入る前の準備をしよう
汗を流しましょう
水風呂を利用する方の多くは、サウナから出た後だと思います。汗だくの他人が水風呂にそのまま入ってきて良い気持ちになる人は少ないと思います。
サウナ室で掻いた汗は、足元から順に掛水をして頭の汗までしっかりと流しましょう。場合によってはトラブルになりかねませんので要注意です。
水温に身体を慣らせよう
サウナ室から出た後は体の表面温度がかなり高いです。体温が高いとヒトの体は血管が広がり、汗を掻いて体温を下げる方向に働きます。体温が低い、冷たい外気に触れるとヒトの血管は狭まります。これらの反応は人の無意識の中で行われます。これが自律神経の働きです。
血管が広いということは、心臓は血を全身に送りやすいのです。その反面、全身を巡った大量の血が心臓へ帰ってきます。心臓は帰ってきた血を全身に送り続けなければ帰ってくる血が渋滞を起こしてしまいます。この状態で急に水風呂に入るとどうでしょう。全身に行き渡った大量の血が循環して心臓へと帰ってくるものの、血管が狭くなってしまうせいで心臓から血を送り出しづらくなります。
このような心臓に対する負担のかけすぎは、健康とは逆効果にもなり得ると思います。自律神経機能を良くするためにもこれから入る水風呂の温度を体に慣れさせることがおすすめです。
浴槽への入り方:周りの水風呂利用者の気持ちを考えよう
浴槽への入り方を説明する前に押さえておきたいサウナ用語があります。それは”羽衣”です。羽衣が水風呂を楽しむうえで欠かせないものです。
【サウナ用語:羽衣(はごろも)】
羽衣(はごろも)とは、人の体温と水風呂の水温との間にできるそれぞれの温度の混ざり合った薄い被膜です。冷たい水風呂に入っているのに急に冷たさを感じなくなる瞬間があります。この感覚をサウナーの間では”羽衣をまとう”と呼んでいます。
サウナ後は体の熱を水風呂で取り、十分に身体を冷やしてから外気浴へと移ります。水風呂には1分~2分程度入っていることが多いです。その間、水風呂内では不動です。水風呂に入って30秒くらい経ったときに羽衣をまとい気持ちよく水風呂に入ることが出来ます。
では水風呂に入る時に何を注意するか。それは他の人の羽衣を壊さないようにそっと入ることです。羽衣は人が近くを通った時の水流などで簡単に壊れるくらい薄く脆いです。
自分よりも先に水風呂に入っている人がいる時は羽衣を壊さないように気をつけて入ってみてください。
まとめ
今回は水風呂に入る時の押さえておきたい注意点を2つ紹介しました。サウナ利用者が増えてきている今、周りの利用者と気持ちよく使えるよう改めてマナーを確認しましょう。
掛水をすることは、周りの方への配慮と共に自分の体への配慮にもなります。健康な身体づくりのためにも自分の体と向き合う時間を作ってみてください。
先に水風呂に入っている人がいる場合はそっと入りましょう。羽衣は水風呂を楽しむための必需品です。
水風呂があるからサウナが気持ちよくなると言っても過言ではないと思います。その水風呂をマナーを守り、自分の体の健康のために正しく利用してサウナ時間を一段と良いものにしましょう。
では、また。
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